重要なお知らせ
- 2026.01.30【代表電話】自動音声案内導入のお知らせ
肥満症治療・ゼップバウンドについて
高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などを伴う肥満症に対し、心臓や血管への影響も含めて診療します。当院では、循環器内科で肥満症治療薬を含めたご相談に対応できる体制を整えています。
ゼップバウンドは、受診後すぐに投与を開始できる薬ではありません。6か月以上の適切な食事療法・運動療法の実施状況を確認したうえで、医師が適応を判断します。
肥満症と循環器疾患の関係
肥満症は、体重だけの問題ではなく、心臓や血管の病気とも深く関係します。
肥満症は、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの生活習慣病と関連し、心筋梗塞、狭心症、心不全、脳卒中などの心血管疾患のリスクにつながることがあります。
当院循環器内科では、体重の変化だけでなく、血圧、血糖、脂質、心臓への負担などを確認しながら、患者さんの状態に合わせた治療方針を検討します。
肥満症治療薬の使用可否についても、循環器疾患のリスクや生活習慣病の治療状況をふまえてご相談いただけます。薬の投与を前提とするのではなく、食事療法・運動療法の実施状況や検査結果を確認したうえで、適切な治療方針を検討します。
高血圧の有無や治療状況を確認し、心血管リスクを評価します。
2型糖尿病や脂質異常症の有無、検査値の推移を確認します。
必要に応じて心電図などを行い、心疾患との関係を確認します。
ゼップバウンドとは
ゼップバウンドは、肥満症治療に用いられる注射薬です。適切な食事療法・運動療法を6か月以上行っても十分な効果が得られない場合に、医師が適応を確認したうえで使用を検討します。
すべての方に使用できる薬ではありません。BMI、合併症、現在治療中の病気、服用中のお薬、これまでの治療経過などを確認し、医師が総合的に判断します。
転院・紹介受診後にただちにゼップバウンドを開始するものではありません。まず、これまでの食事療法・運動療法の実施状況や体重変化、栄養指導の記録などを確認し、必要な期間の治療を行ったうえで投与の可否を判断します。
!受診後すぐに開始する治療ではありません
体重・食事・運動の記録を確認します。
診察・検査結果、合併症、治療歴などを確認します。
投与できるかどうかは、医師が総合的に判断します。
薬の開始後も、食事療法・運動療法は継続します。
ゼップバウンドの投与可否は、診察・検査結果に加え、6か月以上の食事療法・運動療法の実施状況や記録を確認したうえで判断します。
大切な考え方
治療は薬だけで完結するものではありません。食事療法、運動療法、生活習慣の見直しは、薬の使用前だけでなく、治療中も継続して行うことが重要です。
対象となる方の目安
ゼップバウンドは、以下のような条件に該当する方で使用を検討します。
使用を検討する主な目安
- 高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかを指摘されている方
- BMIが35kg/m²以上の方
- または、BMIが27kg/m²以上で、肥満に関連する健康障害を複数お持ちの方
- 適切な食事療法・運動療法を6か月以上実施しても、十分な効果が得られない方
実際に使用できるかどうかは、診察・検査結果、これまでの食事療法・運動療法の実施状況、患者さんご自身の記録、管理栄養士による栄養指導の有無などをもとに医師が判断します。条件に該当する場合でも、病状や服薬内容によっては使用できないことがあります。
治療の流れ
- 1診察・問診
-
現在の体重、生活習慣、既往歴、服用中のお薬、これまでの減量治療の状況を確認します。
- 2検査
-
血液検査、血圧測定、必要に応じて心電図や睡眠時無呼吸に関する評価などを行います。
- 3食事療法・運動療法の確認
-
適切な食事療法・運動療法を6か月以上実施しているか、体重変化や生活習慣の記録、栄養指導の状況を確認します。
- 4薬物療法の検討
-
食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない場合に、ゼップバウンドを含む薬物療法を検討します。
- 5治療開始後の定期確認
-
体重、血圧、血液検査、副作用の有無を確認しながら治療を継続します。薬の使用中も、食事療法・運動療法は継続します。
副作用について
ゼップバウンドでは、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹部不快感、食欲低下などの胃腸症状がみられることがあります。
また、糖尿病治療薬を使用中の方では、低血糖に注意が必要な場合があります。
症状の程度によっては、治療内容の変更や中止が必要になることがあります。強い症状や不安な症状がある場合は、次回受診日を待たずにご相談ください。
受診をご希望の方へ
肥満症治療をご希望の方は、循環器内科外来でご相談ください。診察の結果、当院での治療が適しているか、または他の専門診療科との連携が必要かを判断いたします。
受診時に確認すること
- これまでの体重変化や生活習慣
- 高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などの治療状況
- 現在服用中のお薬
- 過去の病気や手術歴
- これまでに行った食事療法・運動療法の内容
循環器内科外来でご相談ください
受診方法や紹介状の要否については、循環器内科外来の案内をご確認ください。
ご注意
ゼップバウンドは、医師の診察により適応を判断する医療用医薬品です。治療効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。
受診後すぐに投与を開始できるものではありません。適切な食事療法・運動療法を6か月以上実施しても十分な効果が得られない場合に、投与の可否を検討します。
治療は薬だけで完結するものではなく、食事療法・運動療法・生活習慣の見直しをあわせて行うことが大切です。
- 食事療法については、必要に応じて管理栄養士による栄養指導を行います。
- 食事療法・運動療法の実施状況は、患者さんご自身の記録などで確認します。
- ゼップバウンドの投与期間や中止・再開については、患者さんの状態を確認しながら医師が判断します。
肥満症治療をご希望の方は、循環器内科外来でご相談ください。










