医員
佐々木 洋平 (ささき ようへい)
内科、腎臓内科
資格・認定など | 医学博士 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会専門医・指導医 日本医師会認定産業医 身体障害者福祉法指定医(腎臓) 東京都難病指定医 |
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健康診断における尿所見異常(蛋白尿・血尿)や腎機能障害を指摘された方を対象に、腎疾患患者様の早期診断のための検査・治療を行っています。また高血圧症、高尿酸血症など慢性腎臓病と関連した生活習慣病に対する診療を行っています。
慢性腎臓病(CKD)は、高血圧、糖尿病を基礎疾患として併存することが多く、進行すると末期腎不全となるだけでなく、心血管疾患の大きな危険因子となります。そのため必要な各種検査(血液、尿、腹部超音波、CT、MRIなど)を施行し病態を的確に診断し、CKDの各ステージに応じた食事療法、薬物療法を行うことで、腎障害の進展抑制や透析導入の予防を目的に診療を行っています。さらに個々の症例の年齢、原疾患、合併症や生活・社会環境を考慮し、適切な治療が受けられるよう他の診療科、栄養科、薬剤部と連携して治療を行い、末期腎不全へ進展した場合には血液透析の導入など専門的治療を行っています。
腎臓の機能が低下し、10%以下になると、自分の腎臓の機能をかわりに果たしてくれる治療が必要になります。この治療を、腎代替療法といい、血液透析、腹膜透析、腎移植の3つを指します。
それぞれの治療法の特徴を知ってもらい、病状やライフスタイル、生活環境に応じた治療を選ぶためのお手伝いをする専門外来です。
このような不安や疑問をお持ちの方、お気軽にご連絡ください。
一番合った方法を一緒に考えていきましょう。
血液浄化センターでは、急性腎不全・慢性腎不全の患者さんに対して血液浄化療法を行っています。
他施設で維持透析中の患者さんに対して検査や手術が必要な場合には、当院の各診療科と連携して治療を行っています。
月から土まで外来透析・入院透析を行っております。空床状況、診療時間についてはお問合せください。
外来透析では、定期血液検査、胸部X線検査に加えて、心臓超音波検査、腹部CT、ABI/TBI、シャントエコー、栄養指導などを実施し、透析合併症やシャント不全の予防に努めております。
慢性腎不全の方で透析治療が必要な場合には、血液透析導入から維持透析まで専門医が診療を行っています。また他施設の透析患者さんの次のような合併症に対して入院透析を行っています。
心臓血管外科(シャント不全、閉塞性度脈硬化症、弁膜症など)、循環器内科(心臓カテーテル検査など)、整形外科(四肢、脊椎の骨折など)、外科(消化管の悪性腫瘍、胆石症など)、泌尿器科(腎臓、膀胱の悪性腫瘍など)、眼科(白内障など)。
またICU(集中治療室)では、術後や重症患者さんに対して血液浄化療法を行っています。
歩行困難や合併症を有する一部の患者さんに対して、透析送迎サービスを行っています。
木曜日午後
腹膜透析は、腹膜の機能を利用して血液をろ過する透析の方法です。
お腹に専用のカテーテルを埋め込み、そこから透析液を注入し、一定時間ためておくことで、血中から老廃物や余分な水分が徐々に透析液に移動します。この透析液を捨てて新しい透析液と交換することで血液浄化が行われます。
基本的に自宅で行う治療になるため、通院回数は月1〜2回と少なくてすみます。
仕事を続ける方や、趣味の時間を減らしたくない方にはお勧めの治療法です。
腹膜透析を希望される方には、近隣の提携病院でカテーテルの手術と導入初期の指導を受けていただきます。その後の定期的な外来は当院へ通院となります。
2022年9月1日より、睡眠時無呼吸症候群(SAS サス)外来を開始いたします。
1人で悩まず、まずはお気軽にご相談下さい。
透析にかかる医療費は高額なため患者様に大きな負担が掛かります。
その負担を軽減するために、国や各市町村で医療費制限を設けています。
定疾病療養受療証 | 国保の方 | お住まいの地域の市役所・区役所の保健課 |
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社保の方 | ご加入の健康保険の保険者または、お勤め先 | |
マル都 | ||
マル障 | ||
障害者手帳 | お住まいの地域の市役所・区役所の障害福祉課 |
「腎臓の障害」や「腎機能低下」が3か月以上持続している状態です。「腎機能低下」とは「糸球体濾過量 60ml/min/1.73㎡未満」を指します。
日本のCKD患者数は約1300万人と推計され、成人約8人に1人はCKDです。
CKDの大半は自覚症状に乏しいですが、健康診断をきっかけに受診される方も多く、血液・尿検査等で診断が可能です。進行すると末期腎不全となり透析治療や移植が必要となるため、早期に診断し適切な治療を行うことでCKDの重症化や合併症を防ぐことが重要となります。
糖尿病性腎症の典型的な経過と異なり、顕性アルブミン尿を伴わないまま腎機能が低下します。
DKDには、加齢や高血圧を背景とした動脈硬化や脂質異常症の関与が推定されています。
特に初期の糖尿病性腎症には改善する症例も多いため、早期から腎臓専門医の診察を受け、適切な内服治療や生活習慣の是正により腎機能の改善を目指すことが重要です。
腎臓は血圧調節に重要な役割を担っているため、CKDでは高血圧の発症が多くなります。 正常機能の腎臓は、摂取された食塩と水分の排出量や血圧に作用するホルモン系の調節により、血圧を正常範囲内に維持する機能があります。 腎機能障害があると、これらの調節機能が障害され高血圧を発症しやすくなります。 家庭血圧をきちんと測定し、減塩や適切な降圧薬を服用することが大切です。
二次性高血圧は、特定の原因による高血圧で、内分泌異常や腎動脈の狭窄などによる高血圧が含まれます。原疾患により治療方針が異なるため、適切な検査を受けることが大切です。
痛風や尿路結石の原因となるだけでなく、脳・心臓の血管障害、動脈硬化、腎障害を引き起こす生活習慣病のひとつと考えられています。
高尿酸血症と、肥満やメタボリック症候群は密接な関連があり、内臓脂肪の蓄積に伴って尿酸クリアランスが低下し、血清尿酸値が上昇します。
治療は食事療法、飲酒制限、運動の推奨が基本となり、食事療法と運動は肥満防止を通じて痛風の治療にも有効と考えられます。
最も多い遺伝性腎疾患であり、進行すると腎代替療法が必要な末期腎不全となります。
両側の腎臓に多数の嚢胞が進行性に発生・増大し、高血圧や肝嚢胞、脳動脈瘤などを合併することがあります。
適切な降圧療法は腎機能障害を抑制する可能性があり、また一定の条件を満たせばトルバプタンによる薬物治療により、腎容積の増大や腎機能低下を抑制する効果が期待されます。
短期間に急激に腎機能が低下する状態です。
症状には尿量減少、浮腫、全身倦怠感などが認められます。
原因には脱水や出血により腎血流が低下すること(腎前性)、腎臓の炎症や尿細管機能の障害などにより腎機能が低下すること(腎性)、尿路系の閉塞によるものがあります(腎後性)。
高度の腎不全になると透析治療が必要になる場合があります。
腎機能の回復は原疾患や合併症の状況によって異なり、慢性腎臓病や末期腎不全に移行することも多いため腎臓専門医による早期の診断と適切な治療介入が必要です。
当院では旅行透析のお受入も対応しております。
下記へお電話いただき「旅行透析希望」とお伝えください。
担当者へお繋ぎいたします。ご希望の日程をお伺いし、空き状況を確認します。
下記の資料を郵送もしくはFAXでいただき、お受入の可否をご連絡致します。
お受入可能となりましたら、ご希望日で透析のご案内となります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 |
松尾 晴海 佐々木 洋平 腎臓内科 唐川 真良 石藤 智子 |
担当医 糖尿病内科 黒岩 俊一 一般内科 唐川 真良 津田 真由子 一般・血液内科 |
担当医 糖尿病内科 津田 真由子 一般内科 真﨑 里紗 腎臓内科 香山 大輔 一般内科 |
担当医 糖尿病内科 真﨑 里紗 一般内科 |
佐々木 洋平 腎臓内科 津田 真由子 一般内科 都島 由紀雄 呼吸器科 稲垣 茉里子 膠原病・リウマチ |
担当医 松尾 晴海 |
午後 |
担当医 糖尿病内科 棚瀬 みやび 腎臓内科 津田 真由子 一般内科 |
棚瀬 みやび 腎臓内科 川野 亮二 呼吸器内科 石藤 智子 |
本間 理英 一般内科・健診・禁煙外来 津田 真由子 一般内科 担当医 糖尿病内科 |
担当医 糖尿病内科 棚瀬 みやび 腹膜透析 松元 寛樹 |
津田 真由子 一般内科 松元 寛樹 稲垣 茉里子 膠原病・リウマチ |
担当医 |
医員
内科、腎臓内科
資格・認定など | 医学博士 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会専門医・指導医 日本医師会認定産業医 身体障害者福祉法指定医(腎臓) 東京都難病指定医 |
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医員
内科、腎臓内科
略歴 | 平成11年 福井医科大学業 |
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資格・認定など | 日本内科学会認定総合内科専門医 日本透析医学会専門医 日本腎臓学会会員 |
医員
腎臓内科
略歴 | 平成27年 藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学)卒業 |
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資格・認定など | 日本内科学会認定内科医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会専門医 日本腹膜透析医学会認定医 |