女性骨盤底センター
女性骨盤底センター
女性の悩みに寄り添う、専門的な医療を提供します
加齢や出産をきっかけに、「尿もれ」や「骨盤の違和感」「子宮や膣のふくらみ」など、日常生活に支障をきたす症状に悩む女性は少なくありません。
これらは「骨盤底障害」と呼ばれる病気の一部で、適切な治療によって症状の改善が期待できます。
当院では、こうした女性特有の悩みに対し、泌尿器科を中心とした多職種のチームで対応する「女性骨盤底センター」を開設しました。
専門的な診断と、身体に負担の少ない治療を通じて、女性が安心して相談できる体制を整えています。
どうぞ、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
対象となる症状・お悩み
こんな症状はありませんか?
- 咳やくしゃみで尿もれする(腹圧性尿失禁)
- トイレが近い・我慢できずにもれてしまう(切迫性尿失禁)
- 尿の出が悪い、残尿感がある
- 膣から何かが出てくる感覚がある(子宮脱・膀胱瘤など)
- 下腹部に重い感じ・不快感がある
- 性交時の痛みや違和感
- 排便がしづらい、便秘がち
これらの症状は「年齢のせい」とあきらめがちですが、改善できる可能性があります。治療内容は、下記ページをご覧ください。
腹圧性尿失禁
詳しくは下記のページをご覧ください。
骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、小腸、直腸瘤)
当院では開院より腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)を行って参りましたが、ロボット支援下仙骨膣固定術(RSC)に移行し、患者様にとって様々なメリットがあることがわかりました。
手術をお考えの方は是非、ロボット支援下仙骨膣固定術をお勧めいたします。
詳しくは下記のページをご覧ください。
受診について
初診の際は、まず外来診察にて症状やお困りごとを伺い、必要な検査を行います。患者さん一人ひとりの症状・ご希望に合わせた、最適な治療を提案します。
※婦人科系疾患の可能性がある場合は、婦人科と連携の上、対応いたします。
【診療日・予約】
- 火(午後) 担当医師(泌尿器科)
- ご予約・お問い合わせ ℡03-5670-9901
よくある質問
- Q. 恥ずかしさがありますが、大丈夫ですか?
- A. はい。当センターでは女性看護師による対応や、プライバシーに配慮した診察環境を整えております。無理のない範囲でお話しください。
- Q. 手術が怖いのですが…
- A. 手術内容、治療効果を知りたいといった受診も可能です。無理に手術を勧めることはありません。
- Q. 相談だけでも可能ですか?
- A. もちろんです。気になることがあれば、まずはご相談ください。
最後に
骨盤底のトラブルは、適切な診療を受けることで、生活の質(QOL)を大きく改善することができます。年齢に関係なく、症状に気づいたときが受診のタイミングです。
当センターでは、女性のライフステージに寄り添った医療を提供しています。